【改造】レッツノート(Lets note)CF-NX3のモデムポートと有線LANポートを外してみた
私が愛してやまない名機「Lets note CF-NX3」。
改造っていう程ではないのですが、使ってないモデムポートと有線LANポートを外してみようと思ったので、その様子を記事にしてみたいと思います。
モデムポートと有線LANポートはもはや使いみちが無いというのと、CF-NX3の裏ブタを開けるたびに思うのですが、細かい隙間にホコリがたまりまくっているという点。
一つの仮説として、もしかしたらLets noteは気密性が高く、吸気の造りがあまりよろしくないのではいなか?と。
だったら使ってないモデムポートと有線LANポートを外して穴を空けちゃえば通気が良くなるんじゃないの?っていう軽い気持ちでした。
モデムポート・有線LANポートとは
「モデムポート」「有線LANポート」とは、Lets note CF-NX3の右側面にあるこの差込口のことです。
ぶっちゃけ、この2つのポートを使ったことある人って少ないですよね??
モデムポートについてはもはや説明するのがめんどくさいレベルですが、電話線とPCを直つなぎし、ネットワーク接続するためのものです。
有線LANポートは、LANケーブルを差し込んでネットワーク接続するポート。
今でもたまに見かけますが、無線LANが今ほど一般的ではなかった一昔前は、社内の各島に一つバカハブがあり、それとPCをLANケーブルで繋いで、ネットワーク接続していた時代があったのですが、その名残です。
つまりいずれもネットワーク接続するためのもの。
Lets noteをお持ちの方なら分かると思いますが(持ってなくても分かると思いますが)、無線LANやBluetoothがこれだけ普及した昨今はこの2つを使うことはほとんどありません。
モデムポート・有線LANポートの外し方
まずは裏ブタを空ける
外し方は簡単。プラスドライバーを準備します。
私が愛用しているのはこちらの精密プラスドライバーセット。
Amazonで数百円で買えます。
プラスドライバーセットは百均などでも買う事もできますが、柄の部分が回転するこちらの製品は、作業効率が全然違います。
プラスドライバーを準備できたら、Lets note CF-NX3の裏面の以下の部分のネジを外しましょう。
2重丸の部分は、PCの脚を外した後に更にネジがあるのでご注意下さい。
数は多いですが外すところを間違わなければ特に問題ないです。
以下画像のように、外したネジの置き場所を対比させれば間違う事はありません。
上記ネジを全て外したら、次はPC全面のパームレスト右部を、会員カードなど堅いものを使ってこじ開けます。
爪で開けるには硬すぎ、またマイナスドライバーなどでこじ開けると本体に傷がついてしまいます。
私の経験上、プラスチックの会員カードが一番良かったです。
パームレスト部分を外したら、その下にある以下の4つのネジを外します。
ここまで来れば、あとはキーボード面を慎重に外すだけです。
本体とキーボードとの間のきしめんコネクタは向かって下の方にありますので、これだけは傷つけないようにしましょう。
モデムポートの取り外し
裏ブタを空けたら、モデムポートを取り外します。
この部分です。
普段全く使わないのに結構なスペースを取っているんですよねこいつ・・・。
まずは本体右側のソケット部分を取り外しましょう。
こちらは型にハマっているだけなので、垂直に引き上げれば簡単に外れます。
ソケットの受け口も、こちらのネジを外せば簡単に外れます。
ネジはテープでカバーされているので、まずはテープを剥がしてしまいましょう。
モデム本体部分は、この4か所のネジを外せば簡単に外れます。
最後はこのマザーボードとの接続部分の取り外しです。
マザーボード表面に貼ってあるテープは、剥がしてしまいます。
実はマザーボード裏面側にもテープが貼り付けてあるのですが、こちらはうまく剥がすことができません。
そのため硬いですが、ちょっと強引に右に引き抜いてしまえば大丈夫です。
以上で完了です。
全て取り外した残骸がこちら。
いままでお疲れ様でした!(全くお世話にはなっていませんが・・・)
ここで一回バッテリーを取り付け、稼働確認をしておきましょう。
モデムを外しただけなので特に問題は無いはずですが、念のためです。
有線LANポートの取り外し
問題無く起動できたら、次に有線LANポートを取り外します。
この部分です。
今度はマザーボードとの接続部分から外してみます。
白いコネクタが刺さっていますので、ツメの両脇をつまんで右側に引っ張れば簡単に外れます。
あとは左からコードを取り外し、ポート部分を取り外します。
モデムポートの受け口とは違い、有線LANポートの受け口は取り外せない(というか、奥側のUSBポートとSDカードポートと共通になっている)ので、そのままにしておきましょう。
以上で完了です。
有線LANポート君、今までありがとう!(結局こいつにも一度もお世話にはならなかったけど・・・)
念のため、裏ブタを閉める前に稼働確認をしておきましょう。
20本以上のネジを取り付けた後に起動できなくなった!なんてことになったら面倒くさいですからね。
ちなみに、今回外した部品たちの重さはこちら。
まあ、16gくらいじゃ軽量化には寄与しないですね。
【Lets note改造】CF-NX3のモデムポートと有線LANポートを外してみた まとめ
モデムポート、有線LANポートを取り外し、裏ブタを閉めた状態がこちら。
なんだか心にぽっかり穴が開いたような気もしますね。
ちぎったティッシュを穴に近づけると、ちゃんと吸気してくれている事が分かります。
写真では分かりづらいですが、結構な勢いで吸気してくれています。
私はCPUスペックを70%程度に落として使用していますが、少し上げても熱的に大丈夫かもしれません。
時間ができたらここにアミアミのフィルタでもつけましょうかね。
レッツノート対応メモリ
レッツノートはメモリを最大16GBまで増設できます。
対応している商品は以下の通り。参考になれば幸いです。