レッツノート（Lets note）CF-NX3が熱すぎるのでCPUクーラーを掃除した

私が愛してやまない「Lets note CF-NX3」。

メモリを16GBに増設し、総額4万円弱にも関わらず最新のノートPCと変わらないそのスペックに大満足なのですが、唯一CPU周りが非常に熱を持ちやすいという点が気になっていました。

電車の中で使っていると、左膝が熱くて我慢できないくらいの温度です。

そこで本体を開け、CPUクーラーの掃除をすることにしました。

本体を開けるといっても、100均で売っているプラスドライバーを2本程用意すれば良いので、簡単です。

ステップ①裏蓋のネジを外す

まずは本体裏面のバッテリーを取り外したうえで、ネジを外していきます。

外さなければいけないネジは以下の赤丸部分です。

特に注意なのが、画面上部の二重丸の部分。

まずは足を外し、その下にもネジがあるので、そちらもちゃんと外すようにしましょう。

ネジの数が多く少々複雑なので、以下の写真のように、どこから外したネジか分かるようにしておくと良いと思います。

ステップ②右側のパームレストを外す

本体裏側のネジを外した後は、右手首が当たる所のパームレストを外していきます。

本体裏側のネジを漏らさず外せば後は簡単です。

以下の写真のように、クレジットカードなどを用意して、右側パームレストの左部分から差し込んで、こじ開けていきましょう。

私がこじ開けるのに愛用しているのはプロントの会員カードです。

（プロントさんごめんなさい）

ここでマイナスドライバーなどを使ってしまうと、本体に傷がついてしまいます。

パームレストを外した後は、以下4つのネジを外しましょう。

ステップ③キーボードを外す

パームレストの下の4つのネジを外せば、キーボードを外せるようになります。

画面下の、キーボードと本体を接続している平たいコネクタを傷つけないようにご注意下さい。

ステップ④CPUファンを掃除する

色々なやり方があると思いますが、私は家にあった代用品で掃除をしました。

具体的には歯ブラシです。

歯ブラシで軽くゴシゴシとCPUファンの中を掻きだすと、次から次へとホコリが出てきます。。。

あとはこのホコリを掃除機などで吸い取るだけです。

Lets note CF-NX3が熱すぎるのでCPUクーラーを掃除した　結果

結果はこんな感じです。

パフォーマンスモニタでCPUの温度を比較しています。

CPUクーラー掃除前

パフォーマンスモニタはケルビン表記なので、マイナス273度する必要があります。

つまり50℃前後です。

CPUクーラー掃除後

そしてこちらがCPUクーラー掃除後。

わずかですが、温度が下がっているのがお分かりいただけますでしょうか。

雰囲気的には5～10℃改善といったところだと思います。

ちなみに私はCPUパワーを常時70%程度に絞っています。

思わぬ副次効果

温度低下はわずかでしたが、以下のように思わぬ副次効果がありました。

ファンの音が静かになった

ファンの音が明らかに静かになりました。

掃除前のファンの音は「ザー」という感じだったのですが、掃除後はそれが「サー」という、濁音が無くなったようなイメージです。

元々うるさい程ではなかったのですが、深夜静かな部屋で作業をしていると結構分かる位の違いがあります。

ファンの風量が増えた

排気口に手をかざすとよく分かるのですが、ファンから出てくる風量が明らかに増えました。

ホコリを掃除して通気が良くなったことで、本来の風量を取り戻したのでしょう。